08-01 著者:admin
体操女子のスター選手、シモーン・バイルス(27)=米国=の復活を見ようと、米国セレブが続々とパリ五輪の会場に駆け付けている。7月30日に行われた女子団体総合決勝では、客席から女優のニコール・キッドマンやテニスの元女王セリーナ・ウィリアムズらが声援を送った。
バイルスは30日、米国の2大会ぶり4度目となる金メダル獲得を牽引した。代表チームの写真とともに「才能なし。怠け者。これが五輪チャンピオンです」とインスタグラムに投稿すると、2日間で300万件以上の「いいね」がついた。
バイルスは、2016年リオデジャネイロ五輪で4個の金メダルを獲得。21年の東京五輪では体操女子初となる5冠にも期待が高まったが、精神的ストレスから団体総合決勝の途中で競技続行を断念。個人総合決勝など多くの種目で棄権を余儀なくされた。その後、休養していたが、パリ五輪には専門家のセラピーを受けながら臨んだ。
28日の女子予選の際には、俳優トム・クルーズが客席に姿を見せた。客席でファンの写真撮影に応じ、ロイター通信に「すごいよ」と興奮を語った。歌手レディー・ガガはインスタグラムにバイルスの平均台の演技を撮影した動画を投稿し、「こんなに近くで見られて光栄だ」と書き込んだ。英BBC放送などによると、30日の決勝には映画監督のスパイク・リー、男子競泳金メダリストのマイケル・フェルプス、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツも姿を見せたという。
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バイルスに導かれ、米国が覇権奪還