公立大学法人大阪・福島伸一理事長「大学から日本の競争力強化」 関西中堅企業の会

09-11 著者:admin

講演する公立大学法人大阪の福島伸一理事長=10日午後、大阪市北区(山田耕一撮影) 独創的な技術や商品開発を進める企業の交流団体「関西中堅企業の会」(幹事=島田康史・島田商会社長)の定期総会が10日、大...
講演する公立大学法人大阪の福島伸一理事長=10日午後、大阪市北区(山田耕一撮影)

独創的な技術や商品開発を進める企業の交流団体「関西中堅企業の会」(幹事=島田康史・島田商会社長)の定期総会が10日、大阪市内であり、公立大学法人大阪の福島伸一理事長が「大阪・日本・世界で輝く大阪公立大学を~新たな成長への挑戦~」のテーマで講演した。

福島氏は世界での日本の1人当たり国内総生産(GDP)や論文数の順位低下を引き合いに「日本の国際競争力が低下している。日本の競争力のベースとなるようなことを大学はやっていかないといけない」と指摘。公立大学法人大阪が運営する大阪公立大での改革の一つとして「国際競争力の強化」を挙げ、外国人研究者・学生の倍増や、英教育誌によって発表される「世界大学ランキング」で10年後に200位以内を目指すといった取り組みを進めていることなどを説明した。

2025年大阪・関西万博については「地元の大学として成功に向けた機運醸成に取り組みたい」と強調。大阪公立大は住宅大手の飯田グループホールディングスとの共同出展を予定しており、「共同研究成果を多くのお客さまに披露したい」と述べた。(桑島浩任)

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